流れるままに戯言日記

流れるままに日々の思いを綴ります。

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リーダー不在

 子供のよくやる意地悪クイズ。その一、法隆寺はだれが建立したのか?その二、東大寺の大仏は誰が混入したのか?---答えはどちらも大工さん なんちゃって。

 つまらない前置きはさておき、実際に建立に携わったのはもちろん大工なので間違いではないが、決して正解ではない。法隆寺なら聖徳太子が、大仏なら聖武天皇がおられなければどちらも存在しなかった。したがって、正解はこれらのリーダーたる者の名を挙げるのが当然の答えである。古代のマケドニア大帝国を築いたのはアレクサンドロス大王あってのことであるし、モンゴル帝国はチンギス・ハーンあってのこと。物事を成すにあたってリーダの存在は不可欠だ。

 さて、大震災から今までの日本の状況みると日本のリーダーの不在がやたら目に付く。連日の政府の会見は枝野官房長官のみ、原発事故に関しては東京電力の社長は不在(体調不良だったそうだが?)。一部で引き篭もりとも言われたように指揮を取るべきものの姿が全く見えない。平時ならそれでもなんとかなるだろうが、今は非常事態、有事と言ってもいいなかで、リーダー不在は決定的な不幸といえる。不信感は国民のみならず、全世界にまで広がりつつある。

 政府のみならず民間企業においてさえもリーダーの欠如は、日本自体の組織運営の弱体化を内外に示したと言える。当たり前のことながら、有事の際の日本が如何に対応するか、その力量はどうなのか、周辺の仮想敵国は注意深く分析しているのは間違いない。優秀なリーダーが居ないということは、そこには優れた戦略はないことを意味する。優れた戦略がなければ、場当たり的な対応に終始せざるを得ず、相手に戦略がある場合は最終的には敗北することを意味する。つまり国としての力の低下を露呈してしまったということだ。

 その一方で、やはり天皇陛下の格の違いは際立っていた。16日のビデオメッセージは、「天皇陛下のご要望により、地震の緊急速報などが入った場合には、ビデオを中断する場合があります」とことわったうえで放送された。陛下は国民の生命に直結する緊急ニュースを最優先し、ビデオという方法を選ばれた。被災者をはじめ国民全員への溢れるご慈愛に只々感動した。皇室関連施設の那須御用邸(栃木県那須町)の浴場のご提供、電力不足に対しての自主停電、都内被災地ご訪問など、国民への愛情は限りなく深い。日本に天皇陛下という究極の精神的リーダーが居られることは本当にありがたい事だとしみじみ思った。
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