麻生さんが考えている戦い方とは、ズバリ民主とのガチンコ勝負、実力勝負でしょう。民主を徹底した論戦に引き込み、政権を担うに足る力量の持ち主であるかを国民に見せてやろうというところでしょう。所信表明演説にもありましたように、民主党、とりわけ小沢代表の考え方には突っ込みどころが満載で、そのあたりを遠慮なく攻め立てて行くことになるでしょう。
これまでの麻生さんを見る限り、政策論戦となればめっぽう強い。テレビの討論番組などでも、下らないそこら辺の評論家如きは歯が立たないし、報道2001の黒岩アナや田原総一郎のような煽り、揚げ足取りタイプの連中に対してもうまくかわす機転も持ち合わせています。討論のリングに上がれば文字通り喧嘩太郎ですから、恐らく小沢代表は歯が立たないに違いないでしょう。
国民の前で正攻法で堂々と論戦をやり、完全に民主をノックアウトする、その姿を見せつけて、格の違いを見せつけ政権担当に相応しい力量の持ち主であること証明する、麻生自民党が突破口を見つけるとしたらこれしかないように思います。この戦法は麻生さんだからこそ出来るのであり、福田さんには取れない戦法だと思います。
さて、民主党は堂々と正面で打ち合い、王者麻生政権をKOしてチャンピオンの座を射止めることが出来るでしょうか。できればそれに越したことはありません。ただ、懸念されるのは、力負けする可能性があるからといって正面からの打ち合いから逃げて、言葉狩りや人格攻撃といった反則技を繰り出すことにならないかということです。そんなことをするようでは政権担当能力はありません。姑息な手を使っても国民にはキッチリ見えています。その時は正面で打ち合って負けた時以上に厳しい「判定」を下されることになるでしょう。

