蟹工船、実は自分も読んだことがあります。中学生だったか、高校生だったか忘れましたが、夏休みの感想文の宿題として。自分でこの本を選んだのでは無く、指定された本を買って読め!的な宿題でした。はっきり言ってこの本、銭を払って買って読む価値は感じられませんでした。感想文を書く気も起こらず、適当にあらすじを写して提出した覚えがあります。
蟹工船の労働者が「糞壷」に押し込められて、抑圧され労働力を搾取される様子などリアルに書かれているものを読んで、何処が面白いものでしょうか。いずれ社会に出る思春期の青年にとっては夢もヘッタクレも無いばかりか、ひたすら胸糞が悪くなるだけでした。少なくとも青年期に読むべき本とは思いません。今もこの本が学校の推薦図書的な扱いになっているのかどうかは知りませんが。
今の「蟹工船」ブームは、死に体のサヨクの策動なのでしょうが、興味があるなら借りて読むことをお勧めします。いずれにしても長く手元に置いておきたくなるような本ではありません。自分なら、お金を払って買う本としてはこのジャンルは絶対に選びません。

